A+R COLORS

The photograph lives.
Every day of Ash & Rutica & Ecru & Tuile.

ありがとうジェニーちゃん。

暖かだった今日、るっちゃんの子COCOちゃんちの先住犬ラブのジェニーちゃんが13歳で天国に召されてしまいました。
原因は「バベシア症」。
関東圏あたりではあまりピントこなかったり、
はて[:?:]って方も多いかもしれません。
ここでちょっとバベシア症について書いておきましょう。
少しでも予防できるようにするために・・・
バベシア症とは、マダニ(フタトゲチマダニ、ツリガネチマダニ、ヤマトマダニおよびクリイロコイタマダニ)によって媒介されるバベシアという原虫によって引き起こされる溶血性の疾病です。
犬に寄生するバベシアはバベシア・ギブソニとバベシア・カニスの2種類で日本ではバベシアギブソニがほとんど。
一般に犬バベシア症は関西以西の病気だと考えられていますが、感染地域の広がりと、犬バベシア症に感染した犬の移動に伴い全国で発生が認められるようになっているようです。
ダニのいそうな山や公園、草むらなどで遊んだ後は、特に念入りに体をチェックしてダニが吸血し始める前に取り除く。バベシア原虫がダニからを犬に移るのに36〜48時間必要と言われているので、吸血前にダニを取り除けば感染の可能性をかなり低くできるよう。

潜伏期間はバベシアに感染してから発症するまでの期間は10〜21日くらい。
一度感染するとバベシア原虫を体内から完全に駆除することは大変難しく、多くの場合は症状の無い(無症候性)キャリアーとなり、犬の免疫力とバベシアとが釣合った状態で、犬の免疫力が勝っている時には症状は無く、バベシアが優位になると症状が出るようです。
症状的には劇症だと低体温、ショック、昏睡、DIC(播種性血管内凝固、血栓で全身の血管が詰まるなどで、だいたい貧血のため口の中や目の結膜は白っぽくなる。重症の場合には黄疽で黄色っぽく見えることもあり。破壊された赤血球の色素が尿中に出るため尿が非常に濃い色になる。元気・食欲がなくなるなど。
現在予防できるワクチンはなく、「ダニをつけないこと」が予防の一番らしい。フロントラインやノミダニ予防の首輪などして、散歩後には一通り体をチェックしてあげることが日ごろの予防とのこと。
それからもう関西圏だけの病気ではなく広がってることを気にしてワタシたちが気をつけてあげること。
これから暖かくなればフィラリアの予防も始まりますよね。
それと同じようにバベシアについてもちょっと知っておくのもいいかと思いワタシなりに調べてみました。

1人でも多くのワンコが元気でいれますよう。
ジェニーちゃん、COCOちゃんと仲良くしてくれていろいろ面倒見てくれたり遊んであげたりホントありがとうね。
天国でもCOCOちゃんの姉妹のクリオが待ってるからまたいっぱい遊んであげてね。
ワンコ | comments (0) | -

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