中谷家の総輪島塗の蔵
石川県指定有形文化財 能登天領庄屋の中谷家
現在は長期休館中なのですが、たまたまご当主さんがいらして
Y氏の計らいで中を見せて頂きました
歴史を感じる立派な樹
囲炉裏端で丁寧にいろいろなお話を伺いました
静かに時を刻む古時計
庭には珍しい須弥山石
座って庭を見るとちょうどいいアングルに造られて
落ち着く景色
母屋から渡り廊下を超えて奥へ進むと総輪島塗の蔵
黒と赤のコントラストの美しさ
漆職人が40年程かけて塗ったそう
ここは"宝蔵"
宝を入れる蔵ではなく、蔵そのものが宝
宝蔵なので、普通は中に人は入らないそう
万が一母屋が火事になった時に宝蔵に燃え移らないように、
渡り廊下のほぞを叩くと外れて、渡り廊下が崩れ母屋と遮断される造り
蔵の入り口の石造りの3段ある階段の側面には、
龍と松竹梅の彫刻
長い廊下
雪深いこの場所では建物の傷みも激しく
個人の所有物なので保存に現在、いろいろな試みをされているようです
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